こんにちは、幻想スナフキンです。
先週末からプライベートで、大阪に遊びに行ってきました。
実はこの年齢で大阪行くのは人生初で、遅ればせながら道頓堀や大阪城、新世界・通天閣など、一通りのスポットを観光し、大阪グルメを堪能してきた。
そんな中、少し大阪中心からは離れているのだが、一度行ってみたいと思っていたスポットに行ってきた。
以前紹介していたウイスキーの本にも記載されていたのだが、国産のジャパニーズウイスキー生誕の地として知られ、世界各国からウイスキーファンが集う、
『山崎蒸留所』
を訪れてきた。
京都駅から15分、大阪駅からも30分弱で到着する山崎駅の麓、まさに京都と大阪の府境に山崎蒸留所はそびえている。
山崎の地は歴史的にも有名で、かつては本能寺の変で織田信長を打ち取った明智光秀を、羽柴秀吉が打ち破った『山崎の合戦』があった場所。また、千利休が茶室を設けた場所とも知られているらしい。
蒸溜所自体は事前予約が必要(有料見学も無料見学もどちらも)であり、ほとんど予約で埋まってしまうらしいのだが、確認したところ1つだけ空きの枠があり、運よく見学することが出来た。
自分は無料見学だったので、日本のウイスキーの歴史や、山崎蒸溜所で行われる製造工程の流れを学ぶことが出来る『山崎ウイスキー館』のみ入館することが出来た。
2003年、世界でも権威のある酒類コンペティション『ISC2003』で、山崎蒸溜所が生み出した『山崎12年』が、ジャパニーズウイスキーとして初の金賞を受賞。ウイスキーの本場である英国で、ジャパニーズウイスキーが評価された。
スコッチウイスキーが源流となるジャパニーズウイスキーであるが、異国の地でも、繊細でありながら凛とした個性が世界的に評価されたのは、日本人としてなんだか嬉しく感じる。
建物内では有料ではあるが、様々なウイスキーの試飲をすることが出来る。
自分も山崎ウイスキーの構成原酒の飲み比べを行った。
水を数滴垂らして加水すると、そこに沈殿していたアルコールが良く混ざり、より強い香りが引き立つんですね。女性スタッフの方にアドバイスを頂いた。
個人的には『山崎12年』が好み。
甘い桃のような香りとともに、山崎本来の美味しさに加え、少し円熟したコクの深さが増して、今の年齢の自分にとってはこれがベストだと感じた。
帰りには自分専用のグラスと、今度読書感想を書こうと思っているウイスキー関係の本を購入。より一層ウイスキーのことを学んでいきたい。
お酒の魅力を知ることで、自分の人生の深みも増していくと思う。
美味しいお酒を味わい、そして素敵な読書を通じてより自分を磨いていきたい。
非常に有意義な旅行であった。