とりま文系歯科医師が自己投資。

読書好きな開成、一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設。好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。筋トレも趣味です。

読書感想:『こわいもの知らずの病理学講義』

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医療職だから、というわけではないけれども、ジャンルを幅広く持つために、多少は医学関連の本も読んでいる。

と言っても、今回の本は一般の人向けに書かれた本であるのだが、こうした一般向けの本って、たとえ専門職であったとしても、読んでみたいと思うことがしばしばある。

 

知っている。

(完全に)理解している。

(理解した知識を)他人にキチンと説明できる。

 

医療職では加えて、キチンと実践できる、と言うのが入ってくるとは思うけれど、少なくとも『他人に対してキチンと説明できる』と言うのは、とても重要なことである。

 

本書は大阪大学医学部の教授、『仲野徹』氏が、病気の原因や素因を研究する学問、『病理学』について、一般向けに面白おかしく書き下ろしたものとなっている。

筆者とはお会いをしたことは無いけれども、本を読んでいくにつれ、筆者のユニークさについつい惹き込まれる。

病理学の先生って、面白い人(変わった人)が多いというのは、結構どこも共通なのかもしれない。

 

☆他人によく説明することのある言葉

・DNA:AGCTの4種類の塩基が並んでいる糖を含む核酸(物質名)。

・遺伝子:最終的にタンパク質として発現されるDNAの領域(概念)。

・ゲノム:ヒトの細胞1個において約60億塩基対あるDNAにおける、AGCTの並び方の情報。全遺伝情報。

 

適宜修正追加します。

 

こわいもの知らずの病理学講義

こわいもの知らずの病理学講義

  • 作者:仲野徹
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2017/09/19
  • メディア: 単行本
 

 

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