とりま文系歯科医師が自己投資。

読書好きな開成、一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設。好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。筋トレも趣味です。

読書感想:『アルツ村』

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 書店で目に留まり、購入した本。

 めっちゃ面白くて一気読みしてしまいました。

 

 

 著者は現役内科医師の南杏子氏。

 

 夫のDVから逃げ出すため、札幌の自宅を飛び出した主人公。命からがら逃げだす中で、たどり着いたのは、道北の見知らぬ村だった。

 そこで老夫婦に匿ってもらいながら、近隣住民ともかかわっていくが、何かがおかしい。

 村にいる住民は皆高齢者で、皆『認知症』を患っていた。

 

 現代における問題提起にもなりえる、メディカルサスペンス小説になっています。

 

 ネタバレはしませんが、最後のどんでん返しがスリリングでした。サスペンス小説として、なんとなくの伏線があるだろうなあとは感じていたのですが、そういうことだったのかということで、ハッとさせられました。

 

 

 2025年には都内のほぼ全域で介護入所施設が大幅に不足する。そして、その不足分は2040年には5万人分にも達する。

 東京に暮らす300万人もの高齢者を、将来的にどこで見ていけばいいのだろうか。

 

 そのこと自体は決して避けることができないテーマである。この小説を通じて、認知症についての関心がより多くの人に向かえばいいと思います。

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