とりま文系歯科医師が自己投資。

読書好きな開成、一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設。好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。筋トレも趣味です。

2025-01-01から1年間の記事一覧

読書感想『盤上の向日葵』 上巻 下巻

―将棋のセンスがいいだけの者は、どこにでもいる。一流と二流の差は、先を読む力だ。何手先まで正確に読めるか、それがプロになるかどうかの別れ道になる。 盤上の向日葵(上) (中公文庫) 作者:柚月裕子 中央公論新社 Amazon 盤上の向日葵(下) (中公文庫)…

読書感想:『アルツ村』

書店で目に留まり、購入した本。 めっちゃ面白くて一気読みしてしまいました。 アルツ村 閉ざされた楽園 (講談社文庫) 作者:南杏子 講談社 Amazon 著者は現役内科医師の南杏子氏。 夫のDVから逃げ出すため、札幌の自宅を飛び出した主人公。命からがら逃げだ…

読書感想:『生きる言葉』

―言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる。 これは以前も読書感想に書いた、俵万智氏の『アボカドの種』という短歌集で書かれていたものである。 booklovers45.hatenablog.jp 生…

読書感想:『君と考える戦争のない未来』

―人間社会に同等の進歩がないまま技術が進歩すれば、私たちは破滅するでしょう。原子の分裂を可能にした科学の革命には、倫理的な革命も必要なのです。 池上彰氏著『君と考える戦争のない未来』には、巻末に、バラク・オバマ元米国大統領の広島平和記念公園…

読書感想:『針女』

その年において、何か集中的に読みたくなる作家さんっていたりする。いわゆるマイブームなのであろうか。 2025年のこの年は、有吉佐和子氏の著書をよく読んでいます。 (『青い壺』、『非色』など) 針女 (河出文庫) 作者:有吉佐和子 河出書房新社 Amazon 今回…

読書感想:『人生は投資である』

久しぶりに落ちついて家で読書をしました。 投資に関する本を書店で探していたのですが、その時に目にしたのが、福井尚和氏の 『人生は投資である』 という本でした。 人生は投資である 起業家・経営者そして資本主義社会を生きるすべての人々へ 作者:福井 …

読書感想:『忙しさ幻想』

厚労省のデータでは、1973年から2023年の50年間で、労働者一人あたりの年間総実労働時間は約400時間も減少している。 にもかかわらず、現代人はますます忙しさを感じています。 なぜ、人間は、『忙しさ』を感じるのか、その『忙しさ』との向き合い方を考える…

読書感想:『灰の劇場』

一緒に暮らしていた女性二人が自殺を図ったという、何気ない三面記事を、ずっと心の中の『棘』として刺さり続けていた、小説家デビューした主人公。 数十年後、またその記事を目にした主人公は、それをもとに脚本を描こうとする。 灰の劇場 (河出文庫) 作者:…

読書感想:『夜の道標』

―優しく、思いやりがあって、けれど自分が想像できる範囲内で思いやることの乱暴さに気づくほどには優しくない。 本当に相手を思いやっているわけではなく、相手を思いやる自分でいるために言葉を投げるから、投げかけた先のことは想像していない。(P.89) 今…

読書感想:『男子の本懐』

以前から、読みたいなと思っていた経済小説を読みました。 今回ご紹介する小説は、城山三郎氏著 『男子の本懐』 という本です。 男子の本懐(新潮文庫) 作者:城山三郎 新潮社 Amazon 尊敬する政治家の一人である、金輸出解禁に生命をかけた浜口雄幸総理と、…

読書感想:『忘れられた巨人』

最近小説を読む時間が絶望的に減少している気がします。 なんとか時間を見つけて本を読みたいと思うのですが、電車の中でも結局仕事で疲れちゃって、ウトウトしてしまう。 電車の中でも、本を読んでいる人がかなり少なくなった気がします。 間が空いたとして…

読書感想:『楊令伝』第十四章、第十五章(最終章)

自分が現在継続して読み続けている、北方謙三氏の『楊令伝』を、ついに読み終えました。 北方謙三 文庫版 楊令伝 完結BOX 全15巻+読本 16冊セット (集英社文庫) 作者:北方 謙三 集英社 Amazon 『楊令伝』は前作『水滸伝』に引き続き、『岳飛伝』へと繋がる、…

読書感想『平等について、いま話したいこと』

欧米を代表する超有名な知識人、マイケル・サンデル氏とトマ・ピケティ氏。その2人の対談本だということで、書店ですぐに目を惹かれ購入しました。 平等について、いま話したいこと 作者:トマ ピケティ,マイケル サンデル 早川書房 Amazon 本書は、日本だけ…

読書感想:『ペッパーズ・ゴースト』

―物事の受け取り方は人によって違うし、何通りもある。 本年もどうぞよろしくお願いします。マイペースに読書を続けていきたいと思います。 今年最初の読書感想は、昔から読ませていただいている、伊坂幸太郎氏の作品、 『ペッパーズ・ゴースト』 という作品…

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