明日(2024年11月22日(金))映画化される作品になります。
映画を観る前に、小説で読んでみようと思って買った小説なのですが、あまりに面白すぎて、どんどんページを進めてしまいました。
以前自分も通った道の就活の時のことを思い出しましたが、作品として本当に『面白い』ものでした。
ネタバレになりそうなので、読了後の詳しい感情は説明できませんが、本当に作品として『面白い』ものであり、傑作だと思いました。
IT企業の最終面接に残った六人の大学生。
うまくいけば六人全員に内定が出るはずが、突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」という課題が提示される。
議論が進む中、六通の封筒が、それぞれの学生のもとに置かれていることがわかる。
しかしその中身は、選考に残った学生の知られざる過去を告発したものだった。
六人の『嘘』は何か。
話を進めるたびに、登場人物に対する読者の感情が二転三転し、最終的な伏線を回収した後に結末を迎えます。
小説を読みながら、真犯人は誰なのか追っていくのですが、読み進めつつも、
『あれ、本当にコイツが犯人なのか?』
と引っ掛かりながら読み進めていく緊張感がありました。
テンポもよく、ぜひ映像化された作品も鑑賞してみたいと思います。