SNSばかり入りびたると、心身の調子が悪くなる感じがします。
デジタルデトックスではないけれども、スマホをいじるのから少し離れ、紙媒体の本を読むということも、健康維持の一つと考えています。
また、下手の横好きではあるけれども、『短歌を作ってみる』というのも、趣味の一つとしています。社会に何か爪痕を残したい、というわけではないけれども、何かしら残したいというのはありますね。
『はじめての短歌』
という本も、短歌の魅力を存分に紹介しています。
穂村氏は、『生きのびる』ということと、『生きる』というものがあると良く言います。
『生きのびる』:それがないと困ると、万人がそう思っているもの。究極的には、お金。
『生きる』:『生きのびる』ことに比べて、不明瞭なものだが、具体的に何がとは、はっきりとわからない。人それぞれ違う。
効率第一でバリバリ働く人生を決して否定しない一方で、そういう人生だけではどうしても見えてこない人生のあり方というものが、この世にある。仕事をするにあたっては、自分とは違う生き方と送る人々の考え方を感知できる能力が必要だと思います。
短歌とは『唯一無二の生』をひたすらに追求する考え方なのではないでしょうか。
そうした『生きる』実感を得られるものとして、短歌の味わいがあるのだと思いました。