お疲れさまです、スナフキンです。
7月は個人的にかなり慌ただしい月であり、コロナではなかったのですが、10数年ぶりに38.5℃の高熱を出して体調を崩してしまいました。
数週間ほど食欲も体力もかなり落ちていたのですが、今は大分本調子に戻っています。
自分ももう若くはないのだなあということと、体力づくりの重要性を本当に痛感しました。
読書もまた再開するようになり、今後もマイペースに読書ブログを継続していきたいと思います。
さて、本日ご紹介するのは、グレッグ・マキューン氏著、
『エフォートレス思考』
というビジネス書になります。
以前、同氏の
『エッセンシャル思考』
という本の読書感想を書きましたが、本書はその『エッセンシャル思考』の続編。
前者は『何を』やるかを見極める技術が書かれていましたが、後者は『どのように』やるかを極める技術が書いています。
真面目に頑張っているのに、何故か上手くいかない。やる気はあるのに、成果は出ない。何だか疲れるばかりで、前に進めない。
一つでも思い当たるなら、本書はそのような人のためにある本だと言えます。
頑張りが成果につながることは事実。だが、それには限界があると筆者は説明します。
力を抜いてスマートに結果を出す。そんな形で、無駄な力を抜いて生きるコツが、本書には書かれています。
Part1:エフォートレスな精神
・頭と心の中のガラクタを取り除き、スペースを作ること。
Part2:エフォートレスな行動
・やるべきことをなるべくシンプルに、簡単にやり遂げる方法
Part3:エフォートレスのしくみ化
・エフォートレスな行動による直線的な成果を、累積的な成果につなげるためのしくみ。
まずはメンタルのスタンスを説明したうえで、行動の在り方、そしてそこで出した成果を、累積的な成果にするしくみ化が詳細にかかれています。
本書を読んだ後、また改めて『エッセンシャル思考』を読みましたが、非常に頭がクリアになりました。
無駄な情報や行動を省き、有限な自分のエネルギーを、本当に大事なところへフォーカスしながら、生きていければと思います。