大好きなお笑い芸人ハライチの岩井勇気氏の、2冊目の書籍を読みました。
初版は2021年の9月なので、少し読むのは遅れてしまいましたが、前回の書籍が面白かったので、今回も是非買って読んでみようと思い購読。
冒頭でも筆者が述べているとおり、本書は、芸人として今思うことや、自分の人生を振り返って感じることなどの“身削り自叙伝”ではない。
-ただの35歳の独身男が、一人暮らしを送る。買い物に行ったり、習い事をしたり、引っ越しをしたりする。そんな取るに足らない毎日をつらつら書いてやる。
という気持ちで書いたのがこの本。
特別な事件など起きず、いわゆる平凡な日常生活でも、意外に刺激的だったりする。そんな視点を気づかせてくれるのが、この本を読んで心地いいのだろうなあ。
自分自身、年齢も大体岩井さんと近いし、内容を読んでもなかなか共感できることが多い。そんなのも面白いと感じる部分なのでしょうね。
-セオリーというものには、いつもその通りにいく良さと安心感があるが、どこかで裏切って欲しい気持ちもある。しかし本当に裏切られた時、僕らはセオリーの良さに気付くのだ。
日常の中でもこうした視点を持つのは、さすがプロの芸人なんだなあと思いました。