とりま文系歯科医師が自己投資。

読書好きな開成、一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設。好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。筋トレも趣味です。

金沢旅行記。兼六園とグルメと酒蔵見学と。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 旅行はつくづく、自己投資に繋がるものだと感じます。

 先日Twitterでも報告しましたが、この度休みを利用して、1泊2日の金沢旅行を堪能してきました。

 個人的に金沢に行ったのは、中学生以来2回目。職場の後輩の地元が金沢市で、しばしば金沢県の魅力を話してくれたので、また是非行ってみたいと思い、今回の旅行を企画しました。

f:id:snufkin45:20210624102047j:plain
f:id:snufkin45:20210624102043j:plain

 

 

 

 旅行当日は暑いくらいの晴天

 加賀百万石の大名庭園、『兼六園もとても綺麗な深緑の優美さを堪能できました。

f:id:snufkin45:20210624102140j:plain
f:id:snufkin45:20210624102143j:plain

 ちなみに、兼六園』の“六”とは、六つの景観(六勝)のことで、

・「宏大」⇔「幽邃」

・「人力」⇔「蒼古」

・「水泉」⇔「眺望」

という、中国宋代の『洛陽名園記に記された、相反するそれぞれのファクターのことを言うらしいです。

 

 これらは全て名園の条件として挙げられ、つまり『兼六園』は、「兼備が難しい六勝を全て備えている名園」という意味合いが込められているのだ、ということを今回知りました。

 

 

 

 夜は美味しい居酒屋が立ち並ぶ香林坊で、金沢おでんを堪能。

 今回お邪魔したのは、金沢おでんで有名な三幸さん。

f:id:snufkin45:20210624102226j:plain
f:id:snufkin45:20210624102228j:plain

 夕方早くに伺うも、地元の常連さんで賑わっていましたが、予約をしていたため何とか無事入店。

 おでんは味がしっかりしつつも、関西風の丁寧なダシの味わいがあり、非常においしかったです。刺身や他の一品料理も同様に美味しかったです。

 

 

 

 そして翌日はこれも事前に予約していた日本酒の酒蔵、福光屋さんにお邪魔して、酒蔵見学をさせて頂きました。

www.fukumitsuya.co.jp

 こうした時期もあるということで見学者は他におらず。半ば貸し切りのような形で試飲をさせて頂きました。

 

f:id:snufkin45:20210624102500j:plain
f:id:snufkin45:20210624102507j:plain

 金沢で最も長い歴史を持つ『福光屋』は1625年創業。およそ390年余り、伝統の職人技を受け継ぎながら酒造りをされている酒蔵です。

 

 そんな福光屋さんですが、2001年、米と麹だけで造る米蔵を実現。

 山の麓に降った恵みの百年水と、契約栽培米を用い、そして豊かな風土と歴史を背景に、華麗な発展を遂げてきた金沢の食文化に調和する形で、日本酒の新たな世界を切り開いてきました。

 

 特に金沢の土地の限定酒は、まるでワインを飲んでいるかのようなフルーティな味わいがあり、日本酒のイメージが大きく変わりました。

f:id:snufkin45:20210624102514j:plain
f:id:snufkin45:20210624102511j:plain

 

 金沢の素敵な食文化に触れることは、少なからず、その土地の歴史や文化を知ることに繋がると思います。

 日本にはまだまだ知らない文化や歴史がある。そうした素敵な世界を、可能な限り、今後も発見していきたいと思いました。

                                                                                                      

Copyright ©とりま文系歯科医師が自己投資。 All rights reserved.

プライバシーポリシー