今後多方面で幅広く行動するために、セルフブランディングは非常に大切なものだなと痛感しています。
まずは自分のことをどう認識してもらえるか。覚えてもらえるか。
ビジネスはその延長線上にあるものだと思うので。
今回紹介する本は割とシンプルで読みやすく、新宿の紀伊国屋書店にあったブランディング関係の中でも、割と個人が読みやすいものなのでは、と思って買いました。
勝てる場所を見つけ勝ち続ける 1分間ブランディング (ヨシモトブックス)
ブランディングの定義や手法に関して、正直賛否両論あるかなとは思う内容で、今回紹介するか当初迷ったのですが、ただこうした考えも紹介すること自体は有意義だなと思ったので、今回ご紹介したいと思います。
ブランドについてどう考えるかは、また人それぞれなのかなとも思う。
ちなみに以前ブランディング関係で読んだ本の読書感想ブログはこちら。
【ブランドとは何か】
とりあえずここでブランドとは、
『一つのことに特化し、何かを捨てることだ』
と筆者の石井貴士氏は述べる。
一つのことを除き、他のことを削っていくことで、ブランドは確立されるというのだ。
そしてもう一つ、
『ブランドを構築したいのなら、まずは一発屋を目指せ』
とも言っている。
正直これは個人的に、あながち間違いではないのかな、と思う。『自分=○○』という1対1対応のブランドが構築できれば、短期間でメジャーになれるチャンスは十二分にある。そしてそうしてブランディングできた人が、情報化社会を制すのであろう。
【ブランドを作る5つのメリット】
ブランドを持つメリットとして、筆者は5つ挙げている。
①同じ商品でも、高値で売れる
②発言の内容を聞いてもらいやすくなる
③『価格設定』が自由にできる
④まわりに誰がいようと、ライバルをごぼう抜きできる
⑤広告費をかけなくても、ものが売れるようになる
現状で今一番イメージがしやすいのは②の、発言に重みが増す、というところであろう。メンタリストDaiGo氏とかまさにそれでしょう。年齢近いのに本当に尊敬する。
【自分の価値を高める「セルフブランディング法」】
それでは自分のブランド力を高めるにはどうしたら良いのだろうか。
こうしたセルフブランディングにおいては、
『自分のブランドは自分で作るべき』
と筆者は説明する。
1位になるのではなく、『1位を作る』作業が、ブランディングというもの。今の実力のまま、どこに行けば1位になれるだろうか、そうしたことを考えていけば、おのずとやるべきことは決まっていくのだろう。
『1位を作る』作業で有効な手法として、『ダブルスキル』というやり方も効果的だと述べている。
ダブルスキルの有効性に関しては非常に共感する。
自分に関して落とし込んでみても、『文系経済学部』、『歯科医師』という二つのキャリアを有効に活用していきたいと思っている。
まあ、でもブランディング関連の本は非常に多くあるので、こうした考え方も一つのあり方と思いつつ、他の本も参考にしていきたい。