とりま文系歯科医師が自己投資。

読書好きな開成、一橋大卒文系出身歯科医師のマイペースブログ。読書を中心に学んだ知識をアウトプットすることで、何か社会が少しでも変わればなと思い開設。好きなテーマは小説全般、世界史、経済学、心理学、経済投資など。筋トレも趣味です。

古典の定義を自分なりに考えてみた

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自分の尊敬している丹羽宇一郎氏の著書で、

『最近の学生は本を読まない。それどころか、古典という言葉の概念すらわかっていない。』

という旨の文書を読んだことがあった。

以下に引用を行う。

『最近の学生はほとんど本を読んでいません。驚いたのは、「古典」という言葉すら知らないこと。「きみ、最近、古典でよんだものは」と聞いても、五木寛之とか遠藤周作の名前が出てきます。それが古典?ピンボケでしょう?』 

(丹羽雄一郎著『人は仕事で磨かれる』)

 

 

人は仕事で磨かれる (文春文庫)

人は仕事で磨かれる (文春文庫)

 

 

 

この文章を読んだ時、自分の中でも、『じゃ、古典って何だろう?』と恥ずかしいながら思ったことがあった。

今回こうして読書を中心にした自己投資ブログを開設するにおいて、こうした分類分けも非常に大事になってくると思うので、今回は古典の定義について簡単に考察してみたいと思う。

 

ウィキペディアによると、古典とは、

・古い書物、形式。また、長く時代を超えて規範とすべきもの。

・古典の定義は、分野によって、厳密に決まっているものも、曖昧なものもある。曖昧な場合、その基準は衆知、あるいは(自称)識者の決するところによるため、価値観や世代の違いに影響されやすい。

となっている。

また、明治以降に一般的に使われていた『古典』の概念についても、

・中国語の『古典』:中国における『四書五経』をはじめとする古代中国の聖賢たちの書物を指す言葉

・欧米の『classic』:ラテン語の著作で古典ギリシャ時代の賢人たちの著作

という、類似した性格を持った二つの言葉・概念を融合させたもの、として考えられていたと言われている。

 

????結局よくイメージが付かない、、、

 

言ってしまえば、その時の時代に応じて古典の定義も変わっていくのだろう。

古典と言う概念を研究する書籍も今後読んでいきたいところだ。

とは言え、自分のブログでは『古典』を国内外問わず、一般的に戦前の文学作品として取り扱っていきたい。(今後の自分の価値観の変化によって変更有るかも)

今回はそんな感じでどうぞよろしくお願い致します。

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